女系宮家問題①皇位継承なぜ男系男子でなければならないのか
このところ、女性宮家問題が取りざたされています。そもそも、皇位継承に危機感があるのでやむを得ないことですが、今の皇太子の後、皇室をになっていかれるのは秋篠宮の悠仁さまただお一人だけになってしまいます。今上天皇で125代続いてきた皇室は、かろうじて男系男子で維持されてきましたが、私のような戦後生まれの者には、なぜ男系男子でなければならないのか、はっきりわからないというのが正直な気持ちです。心情的に納得できるように教えていただきたいと思っております。
現在、世界の大多数は君主のいない共和国です。君主国の数はわずか26ヶ国、その多くが人口数百万程度のヨーロッパの国です。人口三千万を超える君主国は4カ国、スペイン(3900万)、イギリス(5800万)、タイ(6200万)、そして日本(1億3000万)しかありません。日本は世界最大の君主国家です。さらに特筆すべきは現存する君主国では日本だけが唯一共和制を経験していないということです。
また、現存する王朝の成り立ちは大きく分けて3つだそうです。一つは王権奪取型。中国の易姓革命に基づく「放伐」などはその典型です。二つ目は契約型。議会との契約により王位に就任します。イギリスは300年前の「名誉革命」で議会と王との間に交わされた契約に基づいています。この二つの方法によって成立した王朝の場合は王は姓(ファミリーネーム)を有しています。
そして三つ目が日本の天皇家です。姓をもたない唯一の君主だからです。姓をもたないということは、まったく王朝が交代していないことを意味します。ひたすら先祖をたどっていくと神話の世界にたどりつくことになります。これが日本の皇室の特徴で、昔の人はこのことを指して「万世一系」と呼びました。そのような天皇家をいただいていることが、日本の国柄の根本だということで「日本の国体」と表現してきました。
ヨーロッパでは、女王が夫を迎えると、以後王朝は代わったと見なされます。ところで、日本でひととき、女系天皇容認問題が議論されましたが、もともと大日本帝国憲法第一条に「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」とあるように「万世一系」、すなわち他の血筋に取って代わることがないということです。一般の日本の家庭ならば女系でも構いませんが、歴代天皇家だけは許されない理由がありました。
日本は、歴史的に世界でも類のない天皇家を千数百年(皇紀では2670年)いただいてきました。現在、皇室は深刻な危機に直面していると言っても過言ではありません。一つには、今上陛下がご高齢であるにもかかわらず、日夜負担の重い公務に耐えておられるということです。なおさらご病弱で、入退院を繰り返しておられます。そして、皇位継承問題です。皇室に40年間男子の誕生がなかったので、小泉内閣の時代、女系天皇に向けての制度改革を進めようとしました。この件は、悠仁さまご誕生によって沙汰止みとなりましたが、悠仁さまが成人され皇位を継がれた場合、悠仁さまのご家族を除いて皇族は一人もいなくなることになります。
この度の女性宮家問題は、先に皇位継承について議論してからの問題だと思いますが。日本国の象徴である天皇家の存続は何が何でも必要なことだと思った次第です。
現在、世界の大多数は君主のいない共和国です。君主国の数はわずか26ヶ国、その多くが人口数百万程度のヨーロッパの国です。人口三千万を超える君主国は4カ国、スペイン(3900万)、イギリス(5800万)、タイ(6200万)、そして日本(1億3000万)しかありません。日本は世界最大の君主国家です。さらに特筆すべきは現存する君主国では日本だけが唯一共和制を経験していないということです。
また、現存する王朝の成り立ちは大きく分けて3つだそうです。一つは王権奪取型。中国の易姓革命に基づく「放伐」などはその典型です。二つ目は契約型。議会との契約により王位に就任します。イギリスは300年前の「名誉革命」で議会と王との間に交わされた契約に基づいています。この二つの方法によって成立した王朝の場合は王は姓(ファミリーネーム)を有しています。
そして三つ目が日本の天皇家です。姓をもたない唯一の君主だからです。姓をもたないということは、まったく王朝が交代していないことを意味します。ひたすら先祖をたどっていくと神話の世界にたどりつくことになります。これが日本の皇室の特徴で、昔の人はこのことを指して「万世一系」と呼びました。そのような天皇家をいただいていることが、日本の国柄の根本だということで「日本の国体」と表現してきました。
ヨーロッパでは、女王が夫を迎えると、以後王朝は代わったと見なされます。ところで、日本でひととき、女系天皇容認問題が議論されましたが、もともと大日本帝国憲法第一条に「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」とあるように「万世一系」、すなわち他の血筋に取って代わることがないということです。一般の日本の家庭ならば女系でも構いませんが、歴代天皇家だけは許されない理由がありました。
日本は、歴史的に世界でも類のない天皇家を千数百年(皇紀では2670年)いただいてきました。現在、皇室は深刻な危機に直面していると言っても過言ではありません。一つには、今上陛下がご高齢であるにもかかわらず、日夜負担の重い公務に耐えておられるということです。なおさらご病弱で、入退院を繰り返しておられます。そして、皇位継承問題です。皇室に40年間男子の誕生がなかったので、小泉内閣の時代、女系天皇に向けての制度改革を進めようとしました。この件は、悠仁さまご誕生によって沙汰止みとなりましたが、悠仁さまが成人され皇位を継がれた場合、悠仁さまのご家族を除いて皇族は一人もいなくなることになります。
この度の女性宮家問題は、先に皇位継承について議論してからの問題だと思いますが。日本国の象徴である天皇家の存続は何が何でも必要なことだと思った次第です。
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