東アジア歴史文化研究会のブログ

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう 

第211回東アジア歴史文化研究会のご案内(武田邦彦先生「かけがえのない国 4万年の日本文明と2026年」)

「日本復活のヒントは歴史にあります。もっというと世界でも優れた技術の歴史にあり、今の日本人もその歴史を継承しているということです。歴史をひもとき、日本人が自信を取り戻すことこそが肝要です。世に流布した歴史の大ウソに欺かれてはなりません」 武田先生は一貫して科学者として本当のことを主張してこられました。たとえメディアで出禁になろうとも。そういう武田先生の姿勢を私は尊敬しています。 YouTubeチ…

スペースXが史上最大規模の新規株式公開(IPO) 時価総額2・1兆ドルは過大評価なのか適正価格なのか(宮崎正弘国際情勢)

6月12日、イーロンマスク率いるスペースXは史上最大規模の新規株式公開(IPO)を成し遂げた。時価総額2兆1000億ドルで、米国上場企業の中で6番目。株価は公募135ドルだったが、いきない150ドルで取引を開始し、新規株式公開(IPO)価格の135ドルを11%上回った。そして172ドルまで急騰後、終値は160.95ドルだった。 主幹事銀行のゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは、IPO手…

数十万台のAI搭載型ヒューマノイドロボットが地上部隊を形成 軍事ロボット軍団はどこまで進捗しているか(宮崎正弘国際情勢)

サンフランシスコのハイテク団地にある「ファンデーション・ロボティックス社」は軍事ロボット「ファントム」を試作し、すでにウクライナ戦線に投入されている。 テスラをはじめ、多くの企業が工場、家庭、コンパニオンロボットとして自律型ヒューマノイドロボットを開発している。ファウンデーションは、防衛に特化したロボット開発に集中している。 兵士の荷物運搬、物資の回収、偵察、装備や負傷者の回収、危険箇所の点検と…

米議会、AI覇権をめぐる米中競争に警鐘を鳴らした。AI主導権を握る国が、世界を決定し、軍事力においても優位に立つ(宮崎正弘国際情勢)

2026年6月11日、米議会下院で開催された公聴会では、「責任あるイノベーションの次の章は中国ではなくアメリカで書かれるようにしなければならない」との議論が盛り上がり、AI覇権をめぐる米中競争に警鐘を鳴らした。 「サイバーセキュリティと国家安全保障は真剣に受け止めなければならない。米国は、中国やその他の敵対国に人工知能分野で技術的優位性を獲得させる余裕はない」と、米下院銀行・住宅・都市問題委員会…

スペースX、明日上場に世界から三倍の申し込む殺到 つづくアンソロピック、オープンAI上場だが市場にカネはあるのか?(宮崎正弘国際情勢)

空前の新規株式公開の台風の目はスペースX、少なくとも750億ドルを投資家から掻き集めると予想されている。 だが、いったい資金はどこから来るのか? 6月12日(日本時間13日)、SpaceXが新規株式公開(IPO)。同社は米国証券取引委員会(SEC)に登録届出書を提出し、1兆7500億ドルの時価総額評価と750億ドルの資金調達を目指すとした。これにより4400人のスペースX社員が億万長者となる! …

倉山満『逆にしたらよくわかる「教育勅語」』(ハート出版) いかめしいが、高らかに道徳を説いた日本の教育の理念 いったい誰が「教育勅語は軍国主義の復活だ」と扇動したのか?

教育勅語は、天皇が国民(臣民)に語りかける形式で、儒教的な道徳観を12の徳目を実践することを奨励した。 それらは、父母に孝に(親を大切にする)、兄弟に友に(兄弟姉妹仲良くする)、夫婦相和し(夫婦が協力し合う)、朋友相信じ(友人を信頼する)、恭倹己れを持し(慎み深く、節度ある生活をする)、博愛衆に及ぼし(広く人々に慈しみの心を持つ)、学を修め業を習い(学問や仕事に励む)、以て智能を啓発(知性と能力…

ディープシークの梁文鋒は、「中国のサム・アルトマン」、李強首相が称賛。あげくに習近平がアリババの馬雲らを招いての会合で表彰した(宮崎正弘国際情勢)

ウォールストリートジャーナル、ブルームバーグなどの報道に拠れば、中国のAI企業「ディープシーク」の企業価値が520億ドル(約7兆8000億円)と評価され、テンセントが44億ドル出資を決めた。ほかにCATL(寧徳時代新能源科技)や政府系ファンド「国家人工知能産業投資基金」など合計74億ドル(1・2兆円)規模の出資が決った。 トランプ大統領も「中国のオープンAI」と言われるディープシークを「ポジティ…

まさに、まさに『戦争は発明の母』である。ウクライナとイスラエルと台湾のレジリアンス(復活する生命力)(宮崎正弘国際情勢)

オレクシー前ウクライナ首相は史上最年少だった。その後、彼は海軍のドローンパイロットになった。オレクシーは、ウクライナがいかに少ない資源で多くのことを成し遂げ、戦争のあり方や戦争の新方法などに関して重要な任務を負った。 通常の軍事領域(空軍、海軍、陸軍など)とは別に、ウクライナはドローン部隊を独自に設立した。ドローン企業は百社以上が犇めき、12のドローン部隊が存在する。各部隊は独自の研究開発と調達…

先崎彰容『本居宣長 「もののあはれ」と「日本」の発見』(新潮選書)  そもそも本居宣長の本家は北畠家に仕えた武士の家系 契沖に傾斜、「やまと」は「倭」でも「夜麻登」でもなく、「日本」である

宣長とみたら、直ぐに買ってしまうのだが、ツンドク2年に及んだ。宣長を論じた書籍は山のようにあるが、白眉は小林秀雄だろう。 しかし現代日本人は宣長の名前さえ知らず、そもそも日常生活における日本語は果てしなく劣化し、風雅も優美も遠景に下がり、横文字と意味不明の新造語が氾濫している。AIが書いた小説がなにがしかの文学賞を獲得するという状況にあって、本書を読む読書人は、かなり限定されるだろう。 本書が企…

北京防衛の82集団軍に何か異変がおきている(らしい) 本拠地・保定で習近平忠誠組が失脚。無色無派閥軍人が責任者に(宮崎正弘国際情勢)

82集団軍の前身は膨徳懐率いた最強部隊。国共内戦を共産党勝利に貢献し、朝鮮戦争、べトナム膺懲戦争を闘った。印象深い出来事は天安門事件で学生の弾圧を命じたトウ小平に抗命した徐勤先中将が82集団軍の軍長を務めていたことだ。 本拠地は河北省保定。1912年に設立された中国初の正規陸軍軍官学校で、筆者も四半世紀ほど前に見に行ったことがある。古ぼけた建物が残っていた。バスで弐時間半ほどかかったが、いまは北…