非白人初の英首相誕生へ 金融出身スナク氏、庶民感覚欠くと批判も
【AFP=時事】英国の与党・保守党党首に選出され、非白人で初となる首相就任が決まったリシ・スナク元財務相は、目覚ましい逆転劇により政権の座に上り詰めた。
英国の旧植民地インドからの移民の息子でヒンズー教徒のスナク氏は今後、チャールズ国王からの任命を受け、有色人種として初めてかつ、現代以降で最年少の英首相に就任する。
英首相に就任後は、経済危機や、分裂した党の結束といった難題に取り組むことになる。スナク氏は党首への選出後に開いた記者会見で、英国に「安定と団結」をもたらすと宣誓。「英国は素晴らしい国だが、深刻な経済的課題に直面していることは間違いない」と述べたほか、総選挙の早期実施には否定的な姿勢を示した。
7月のボリス・ジョンソン前首相失脚のきっかけをつくったスナク氏に対しては、忠誠心に欠けるとの厳しい批判が今も党内に残る。また、金融業で富を築いたことから、数十年ぶりの高インフレに苦しむ英庶民の状況を理解できないとやゆする声も上がっている。前回党首選の選挙運動で、プラダの高級靴を履いて建設現場を視察したことは、こうした批判を象徴する場面となった。 【翻訳編集】AFPBB News
(宮崎正弘のコメント)インド系というより、インド紙が騒いでいるのは「初のヒンズー教徒」首相という視点です。
スナク新首相の祖父はインドのパンジャブ州から東アフリカへ移住し、1960年代に英国へ移住した。父親は医師、母親は薬局経営。本人はオックスフォー大學からザシティの金融ファンドで辣腕を発揮し、裕福な状態で政治家に。わずか7年の政治経験で首相ですから異色の才能ですね。
生まれ故郷は英国サザンプトン。土地のヒンズー教会へ通い英語のほかにヒンズー語とパンジャブ語を喋ります。 ついでながら2024年のアメリカ大統領は「トランプが復活し、副大統領はインド系のニッキー・ヘイリー女史(元国連大使)が有力」という観測が米国共和党内では燃え上がっています。
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