ニューヨークの宿泊代はピンキリだが、出前の時給が、ついに14ドル75セント(2060円。チップは別) 宮崎正弘国際情勢解題
コロナ禍が始まった頃だから2020年1月になる。 大統領選挙予備選直前のアメリカの様相を見に行った。42丁目のタイムズスクエア周辺に蝟集する土産屋にトランプ、オバマ、ヒラリーの人形はあったが、バイデンのものはなかった。
誰もバイデンが予備選で浮上してくるとは考えていなかった頃だ。リトルイタリアでも念のため聞くと店主は「俺もバイデンファンだけど」といって倉庫を探しに行ったが、バイデン人形はなかった。
さてこのNYCで出前の時間給が14ドル75セント(2060円)となった。 チップは別である。アメリカは総てがチップの国でNYCでは18%から20%が相場。JFK空港からマッハンタンまでタクシー代が60ドルとすれば合計72ドル支払うことになる。渋滞時だと80ドルを超えるのはザラ。
昼飯もランチが4000円くらいだから4800円。ついでに煙草は約2000円(チップは要らない)。
マンション(アメリカではアパートメント)を借りると、隣のニュージャージー州へ行けば、月25万円くらいでもあるが、マッハンタン地区では1DK(日本の2DKに相当)が、およそ55万円。セントラルパークあたりだと月100万円も当たり前。
よほどの高給取りか、日本人駐在員なら会社負担でなければとても住めない。
ホテル代も目が飛び出すほど高くて、やすいチャイナタウンへ行っても、宿泊税が14・75%、一部屋一泊の宿泊に3ドル50セントかかり、そのうえにNY州税15・57%が加わる。日本のビジネスホテルだと地方で4800円程度のホテルが、NYCでは最低でも25000円になる。
マンハッタン中央部となると、ビジネスホテルクラスでも3・5万円。歴代総理が御用達のキタノホテルはシングルが4・8万円。ちなみにトランプのインタナショナルホテルNYCは一泊が9・8万円。
このようなホテルにNY市長は不法難民にも人道的支援として、シェルターとして利用させた。納税者の怒りがどれほどか。
共和党はLGBTで民主党にリードを許したが、この不法移民を選挙争点で大きくバイデン批判に使う戦術をとるだろう。
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