ロンドン市長、「香港からの移民を歓迎し支援金をだします」 153000名が英国への移住を予定。120万ドルの支援金を拠出(宮崎正弘国際情勢解題)

既報のように、一日千名前後の香港の若者、カップルらが「永久におさらば」して香港國際空港から英国へ向かっている。
英国が新天地というわけでもないが、とりあえず自由社会に腰掛け、西側の何処かに落ち着こうと子連れの若いカップルが多いことは前にも書いた。
ロンドン市長のサディク・カーンは「BNO(英国籍パスポート)保持者の英国移住を歓迎し、市としても、120万ドルを予算化して支援する」とした。
習近平の香港弾圧と植民地化により、未来に絶望した香港人に希望と勇気を与えようというのだ。おそらく123000名から153000名の香港からの移住者を英国は迎えることになるだろう。
ところで、サディク・カーンという市長の名前から中央アジア系イスラムだろうとあたりをうけて、調べてみると、市長はパキスタン系だ。
EU諸国内では初めてのムスリム市長であり、しかも政治歴は古く、弁護士から下院議員。ブラウン政権では運輸大臣をと務め、ロンドン市長に挑戦した。日本で言えば東京都知事である。
カーン市長はトランプ前大統領が訪英したとき「脅威の中でも最悪」と酷評し、トランプは「ろくな仕事もしていない負け犬」と応じたことがあった。ロンドン市長も左派系に握られているというのが、英国政治の実情。そのうちチャイニーズの市長が誕生することになるかも。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。