東アジア歴史文化研究会のブログ

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日立、次世代ハイテク争奪。乾坤一擲の賭けにでた 1兆円で米IT企業(グローバルロジック)を買収へ(宮崎正弘国際情勢解題)

東アジア歴史文化研究会

東芝は落ち目。IHIは往年の元気なし。

鉄鋼の日本製鉄も、JFEも幾つかの高炉を止めて、中国に敗北を追認した。半導体は、日米半導体協定による劇的な衰退が始まり、台湾のTSMC、韓国のサムソンが「二強」となって世界シャアの72%を寡占するに至った。

米インテルですら、台湾のTSMCに後れを取った。

日本の半導体の復活が期待されたが、エルビータは経営破綻、ようやく立ち上がってきたルネサスは、東北地震と先週のひたちなか市の主力工場の火災で、想わぬ挫折を強いられた。

日立は決断した。

なにしろ1兆円を投下して米国のグルバルロジックの買収に踏み切ったのだ。

重電企業の変身? つまり企業の体質と構造を自ら激変させる乾坤一擲の賭けである。

米国のIT大手、グローバルロジックは従業員が二万人、顧客が世界14ヶ国に400社。このIT企業の裾野を日立が得意とする鉄道、エレベータ、自動車、家電、変圧器、インフラ、エネルギーなどにIoTで結ぼうとする。IoTとは「すべてのものがインターネットと繋がる」という次の社会の産業、生活インフラとなる。

これはDX(デジタル・トランスフォーメーション)シフトと呼ばれ、次世代のコンピュータインフラと直結させる構造転換である。