「リトアニア・ドミノ」、バルカン半島へ スロバニアが台湾代表処設置へ準備中とヤンシャ首相(宮崎正弘国際情勢解題)

スロベニアのヤネス・ヤンシャ首相はリトアニアに引き続き、国内に台湾代表処を設置する方向にあると語った(1月30日)。
「台湾の代表機関設置について台湾政府と協議中である。我々がより強力な連合を組んでいたなら、とうの昔に貿易代表事務所は設立されていた」
名称についてはいきなり台湾を用いず「台北」をする。
しかしヤンシャ首相は台湾が主権国家であり、台湾が「中国の『正統な後継者』だ」との認識を示しつつ個人的見解として「台湾の独立を支持する」とした。
リトアニアから始まった台湾への外交接近は『リトアニア・ドミノ』とも言われ、中国が旧東欧諸国を基軸に、影響力拡大を狙った「1+17」からもリトアニアは脱退している。
北京のリトアニア大使館は大使不在のまま、首都ビリニュスの中国大使館にも、召喚されて北京に戻ったため、大使不在となっている。
バルカン半島で中国が承認していない国はコソボだが、とくに旧共産圏だった東欧諸国が、中国のやり方に不満を抱き、米欧の動きを見ながら、台湾とのアプローチを顕著に活発化させている。
この新しい波、どこまで広がるか?
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