ジョン・ミアシャイマー教授は、ウクライナの反攻は自殺行為だと警告(及川幸久氏ツイッターより転載)
この反攻はウクライナに多大な死傷者を出すだろう。理由は、ロシア軍の圧倒的な大砲の優位性、制空権と。ウクライナ軍の人員不足と訓練不足。
アメリカのF-16やATACMSが戦争の流れを変えることはない。ロシアは世界で最も洗練された地上ベースの防空を持っている。ロシアはF-16を停止させることは困難ではない。F-16やATACMSが流れを変えるという考えは、まともな議論ではない。
アメリカとNATOには、ロシアとウクライナの間にある現在の大砲の格差に対処する製造能力がない。ウクライナ軍は戦場で最も重要な武器である大砲でかなり不利。戦いの王者である大砲では、ロシア軍は5対1、7対1、いや10対1で優位。
実際のところ、大砲を製造する能力は、我々にはない。対照的に、ロシアはかなりの製造能力を持っており、砲弾を大量に生産している。驚くほど速いペースで、製造能力を持たない我々にはできないことだ。その能力を高めるには1、2年、あるいは3年かかるだろう。
NATOが訓練した主な部隊はボコボコにされた。ウクライナ側に勝ち目はなかった。特に米国がウクライナ側にこのような攻勢をかけるように仕向けたのは、極めて無責任。
しかも、ウクライナ軍は十分に訓練されていない。大勢のウクライナ人をドイツや英国で数カ月訓練したところで、1940年5月のドイツ軍のような電撃作戦を展開することはできない。それができる軍隊を作るには何年もかかる。
ウクライナ軍は約60個旅団で構成されているが、NATOが訓練したのはそのうちの9個旅団だけ。それらの旅団は6月初旬の攻撃で切り刻まれた。だから、ウクライナ軍がロシアの防御を打ち破り、勝利を収める可能性はゼロだと思う。
ロシア軍は制空権を握っており、ウクライナ側の戦場に航空戦力を投入できる。空からもあらゆる種類のスマート爆弾で甚大な損害を与えている。
F-16が魔法の武器だという考えは、まともな議論ではない。そんなに多くのF-16を与えるつもりはない。F-16のセカンドクラスを与えるつもりだ。さらに、F-16を訓練してすぐに戦場に送り込めるほど、F-16の操縦に熟練したパイロットもいない。
ウクライナがこの戦争に勝てるとは思えない。絶望的だと思う。ウクライナ人は愚かにも、より軍事力のある国との戦いを選んでしまった。
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