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ゼレンスキー大統領の胴元だったユダヤ人財閥 コロモイスキーを資金洗浄、不正送金などで強制捜査(宮崎正弘国際情勢解題)

東アジア歴史文化研究会

ウクライナ当局は、ゼレンスキー大統領の胴元だったコロモイスキーを、詐欺と不動産洗浄の疑いで捜査中と発表した。9月2日、ウクライナ治安局(SBU)は「大規模な金融産業グループの事実上の所有者」として1350万ドル以上をマネロンしていた。

キプロスとイスラエルの国籍を持つコロモイスキーは不法手段で得た財産を海外に送金し、洗浄した。ウクライナの法律では二重国籍が禁じられている。コロモイスキーは、ウクライナ・イスラエル・キプロスの三重国籍をもつから明らかに違法だが、彼は「憲法では二重国籍が禁じられているが三重国籍は禁じられていない」と述べて顰蹙をかったことがある。

強制捜査はコロモイスキーが石油会社ウクルタトナフタ社とウクルナフタ社で11億ドルの横領と関税逃れの関与を2月から調べていたという。このウクライナのオリガルヒ、コロモイスキーは2014年に南東部ドネプロペトロウシク州知事に任命され、政治の舞台に躍り出たが、1年後解任された。

コロモイスキーはゼレンスキー大統領の選挙で重要な役割をはたし、コメディアンだったゼレンスキーをテレビドラマなどで人気者に押し上げ、ゼレンスキー大統領誕生の黒幕といわれた。

2021年、米国国務省はコロモイスキーとその家族を知事時代の不正蓄財容疑で入国禁止処分とし、コロモイスキーの活動によりウクライナの将来に深刻な脅威をもたらすと警告していた。