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イスラエルと米軍、イラン攻撃を開始、500ヶ所を空爆 最高指導者ハメネイ師の死亡は確認されず

東アジア歴史文化研究会

2026年2月28日、イランへの攻撃開始。イスラエルは、イランの最高指導者ハメネイ師を最大の標的として空軍機200機が出動、凡そ500の標的を空爆した。


イランの高官数十人が殺害されたと「エルサレムポスト」が報じた。


補佐官のアリ・ラリジャニとアリ・シャムハニ、IRGCのエスマイル・カーニ、イスラム革命防衛隊総司令官モハメド・パクプール将軍も死亡している可能性がある。イラン軍司令官、アブドルラヒム・ムーサビも、国防大臣アミール・ナシルザデも暗殺された高官の一人である可能性がある。


イランは全体として201人が死亡したと報告している。


一方、米軍は弾道ミサイル装置、海軍目標、核目標への攻撃に集中した。作戦の全容はまだ明らかにされていない。


イスラエルのネタニヤフ首相はテレビで演説し、イスラエル国民に「戦争の日々でも粘り強さを保つよう」呼びかけた。「国民の支持に感謝の意を表し、国の結束に力を得た。国民がイスラエル国防軍、政府、そしてその指導部を支えてくれたことを称賛する」とし、この日付の象徴的な重要性にも言及し、シオニスト軍事史の初期の人物の一人であるヨシフ・トゥルンペルドールの死から106年目に当たることを指摘した。


さらにネタニヤフは「トランプ米大統領の“歴史的な決断と友情”に感謝の意」を表し、この作戦を、イスラエルと米国が世界有数のテロ支援国家と呼ぶ国に対する協調的な取り組みだと位置づけた。


イスラエルとアメリカは数ヶ月前からイラン攻撃の精密な作戦シナリオを打ち合わせてきた。


イタマル・ベン・グヴィル国家安全保障大臣は、同省傘下のすべての国家安全保障機関は「いかなるシナリオにも備えている。イスラエル警察、地元の緊急対応部隊、国境警備隊の戦闘員、イスラエル刑務所局、消防救助隊が含まれる」とし、「煽動する者、イスラエル国家に損害を与えるために状況を利用しようとする者は、誰であれ、その首をはねられるべきだ」と述べた。


イスラエル閣僚らは、「イラン国民は我々の敵ではない」と付け加え、弾圧に抗して自由を求めた彼らの「英雄的」な闘争を称賛し、「稀に見る勇気を示したイラン国民は、暴力的で分断され、腐敗し、崩壊しつつあるテロ政権から自らを解放する歴史的な機会を目の前にしています。ユダヤ人はあなた方のために祈っています」


米軍は戦争目的を「レジュームチェンジ」としているがイスラエルは、そのうえに「パーレビ皇太子の復帰」を示唆している。


▼欧米諸国は日和見


欧米のメディアは、イランが湾岸諸国の米軍駐留拠点を本格攻撃する懸念を表明してきたが、UAE、バーレーンなどがイランの攻撃をうけた。


カタールの空軍基地には1万人規模の米軍が駐留、米海軍第5艦隊の司令部があるバーレーンにも米兵約5千人がいる。


英仏独首脳は28日、米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃を受けて共同声明を発表した。「我々は攻撃には参加していない」と関与を否定し、地域の安定と民間人の保護に向け、中東を含む関係諸国と「緊密に連携を取り合っている」とした。


当初から気になっていたのは米空母打撃群が出動したことは早くから報じられていたが、一隻はハイファ、もう一隻はギリシア沖クレタ島あたりで留まっていることだった。ペルシア湾ではなく地中海にいるのだから、ここから艦載機の出撃は航続距離の関係で無理があるのではないか。やはりイランの報復を避ける措置だったのだろう。


BBCは、イランが多数の自爆型無人機や高速艇で近海に展開中の米軍艦を波状攻撃する可能性を指摘していた。


総合力では太刀打ちできない米軍に非対称戦を仕掛ける構図だ。


イランがエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡に機雷を設置し、航行を阻む作戦も選択肢に挙げた。ホルムズ海峡が封鎖されると最悪の影響を受けるのは日本である。