東アジア歴史文化研究会のブログ

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スペースXの上場を礼賛するメディア、警戒するメディア AIバブル絶頂であることは事実だ

東アジア歴史文化研究会

ウォールストリートジャーナルはイーロン・マスク率いるスペースXのIPOを讃えて、こう書いた。(6月13日号)

「記録的な750億ドルの新規株式公開(IPO)を実施したことを受けて急騰し、イーロン・マスク氏は少なくとも帳簿上は世界初の兆万長者となったようだ。嫉妬が蔓延する現代政治において、マスコミや民主党は彼の桁外れの富にばかり注目している。しかし、もっと注目されるべきは、彼が素晴らしい企業を築き上げることでいかに国を豊かにしてきたかということだ」。


保守系フォックステレビも礼賛である。

「イーロン・マスクはSpaceXの新規株式公開(IPO)イベントで感動的なスピーチを行い、当初は会社の成功に疑問を抱いていたことを明かしつつも、人類を多惑星に住まわせること、そしてすべての人にとって刺激的な未来を創造することの重要性を強調した。スピーチは熱烈な拍手で迎えられ、テキサス州スターベースでは祝賀の鐘が鳴り響き、同社の歴史的な株式市場デビューを祝った」(6月12日)。


一方、批判的な論調がNYタイムズなどで、論理的合理的な株価形成から大きく乖離しているポイントを衝く。

「スペースXのIPO提示価格は“法外なもの”だが、同社の株価は“市場の熱狂”に後押しされ、さらに上昇する可能性が高い。スペースXは重要な基準値である株価売上高倍率40倍をはるかに上回る評価額を設定した。その株価で市場価値に達するには40年分の売上が必要という意味だ。つまりこの水準を超える評価額の株式は、今後3年間で利益を上げることは稀である」

かく報じたニューヨークタイムズ(2026年6月14日)が続ける。


「投資家がこれら大手ハイテク株の株価を(高値のままで熱狂的に)受け入れていること自体が、憂慮すべき事態である。株式市場が危険な領域に突入したことを示唆している。本格的なバブルではないとしても、容易にバブル化する可能性がある」