東アジア歴史文化研究会のブログ

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう

イーロン・マスクはなぜ極左、リベラルから嫌われるに到ったか テスラ販売店襲撃、罵詈雑言の底意にマスクへの憎悪が燃えている(宮崎正弘国際情勢)

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嘗てアメリカの極左、リベラル、民主党支持者は、イーロン・マスクを「トーマス・エジソンの再来」と称賛し、おしなべてマスクが好きだった。なぜなら彼は三大巨人といわれたGM、フォード、クライスラーに立ちむかってEVのテスラを軌道に乗せ、旧態依然だった産業構造に革新をもたらしたからだった。


ましてアメリカ人は金持ちを単純に尊敬する気風がある。このポイントは日本人の価値観と根本的に異なり、大統領より金持ちが尊敬されるのだ。


そして尊敬される代わりに、かれらは義務のように慈善事業は励む。ビルゲーツやウォーレンバフェットなどは全財産を慈善事業展開の財団に寄付している。


昨今、億万長者への評価が、まるで様変わりとなった。


第一にマスクはトランプの熱狂的支持派になり、史上空前の献金を共和党になして、政権でも要職を占めた。かれは政府節約省(DOGE)の責任者となり、片っ端から冗費を削り、無駄な行政機構にメスを入れた。


その人員削減の対象は27万人に及んだ。


殆どが左派活動家の巣窟だった。左派、極左、プロの活動家たちのマスクへの憎悪が燃え始めた。


DOGEはグローバリストや左翼の活動を支援するために海外で政治活動に関与してきた米国国際開発庁(USAID)のプログラムも削減した。


第二に左派のメディアのマスク攻撃は錯乱、狂乱の事態となった。


極左ポッドキャスターのジェニファー・ウェルチは、マスクに対する「ナチス呼ばわり」の悪罵、雑言が尽きた。形容しがたいというわけだ。


「アメリカの辻元清美」こと、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員は、「マスク氏は、私がこれまで出会った、あるいは目にした、あるいは目撃した億万長者の中で、おそらく最も知性の低い人物の一人」と酷評した。この発言に多くが首を傾げたのも、彼女自身のIQが高いとは考えられないからだ。


ビル・ゲイツは、「マスク氏が米国の海外援助プログラムの削減を推進することで「界で最も貧しい子供たちを殺している」と非難した。


▼民主党支持だったAI企業家が陸続としてトランプ陣営に駆け寄った


第三は左派の批判が資本主義、自由社会を破壊しかねない言動に変わりつつあり、たとえば、元労働長官ロバート・ライシュは、「マスク氏のスペースXとスターリンクを国有化し、政府が運営すべきだ」と言い出した。これはキューバや旧ソ連を連想させる。


マスクが数十億ドルを投じてリベラル系「ツイッター」を買収し左翼の検閲を撤廃し、社名をXに変更し、左翼の教義に迎合しない言論の自由を保障するプラットフォームへと変貌させたことに対しての憎悪である。


第四に極左プロフェッショナルによるテロ、暴力行為を大書しておくべきだろう。


2025年、彼らはテスラ車や販売店、テスラ運転の個人に対して80件以上の攻撃を行った。同様の破壊行為や放火事件は2026年にも続いている。


第五に左派のジョージ・ソロスらは過去6年間に5億ドル以上を左派系の候補者や活動に投じてきた。リード・ホフマン、トム・ステイヤー、サム・バンクマン=フリードらが民主党とその候補者に数億ドルを寄付した。かれらは皆落ち目である。」


第六は嘗ての民主党支持だったAI企業家が陸続としてトランプ陣営に駆け寄り、左派との訣別を表明したことだろう。マーク・ザッカーバーグ夫妻は、2016年に民主党に4億2000万ドルを寄付し、トランプ氏の敗北に貢献したとして称賛されたものだった。


そのザッカーバーグが、カリフォルニア州の極左知事が推進した「億万長者税」を忌避し、同州から脱出する意向を表明した。彼に限らずAI長者は陸続としてテキサスやアリゾナ、フロリダ州へ住所を移転した。


アマゾンのジェフ・ベゾス、オラクルのラリー・エリソン、パランティアのアレックス・カープといった億万長者たちは、社会主義政党かとみまごう民主党の政策に失望を表明した。