東アジア歴史文化研究会のブログ

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中国がザッカーバーグを批判しはじめた 米国のTIKTOK排斥の裏の主役だった(宮崎正弘国際情勢解題)

東アジア歴史文化研究会

マーク・ザッカーバーグが中国から批判され始めた。

もともとフェイスブックのプライバシー漏洩問題などで裁判沙汰が多い人物であり、ハーバード大學を中退して起業し大成功をおさめただけに嫉妬も強い。

米国議会での証言もなれたもの。彼はユダヤ人だが、ベトナム華僑の末裔プリシラ・チャンと結婚しており、中国語もかなり流暢と言われる。それゆえに「親中派」と目されてきた。そのザッカーバーグをなぜ中国は激しく非難するのか。

ザッカーバーグは中国のバイトダンス系tiktokが米国でユーザーのデータを中国に送っている形跡があって同社に強い規制をかけるべきだとロビィングをワシントンで展開した主役だった。

TIKTOKは米国ユーザーのデータを集めるなど、まるで「中国のスパイ行為」だとし、この中国脅威論はまたたくまに全米に広がり、TIKTOK責任者は23年3月に議会に召喚されて、つるし上げられた。

中国のザッカーバーグ批判は4年前に遡る。

2019年10月、下院金融サービス委員会で証言にたったザッカーバーグは検閲に関してTikTokを批判した。「米国から盗んだ技術でTIKTOKは検閲行為を行っている証拠がある」とし、おなじくジョージタウン大學の講演でも「米国から盗取した」と述べていた。

このように忘れかけていた過去の発言を引いて中国は執念深い批判に転じた。