東アジア歴史文化研究会のブログ

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう 

JD バンスの『ヒルブリー・エレジー』がドイツで印刷禁止となった。 イーロン・マスクの長男は女性転換手術。「おかしな風潮に殺された」と嘆いた。宮崎正弘国際情勢)

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1933 年、ナチスドイツはユダヤ人や左翼作家が書いた書籍をドイツ全土で焼却した。出版社に対して、増刷も禁止した。理由は「ドイツ国民の精神を堕落させるからだ」とされた。

ドイツでは極左が出版に目を光らせ、編集者や出版社は、保守派やリバタリアン派の見解を持つ人々を危険な見解や偽情報の発信者としてブラックリスト化している。

トランプのランニングメートとなったJD バンスのベストセラー『ヒルブリー・エレジー』がドイツで印刷禁止となった。

ウルシュタイン・ブック 出版社が『ヒルビリー・エレジー』 ドイツ語版の増刷を中止したのである。

同社は声明をだし「JDバンス氏がトランプ氏とその政治に忠誠を誓っている。出版当時、この本は米国社会の分裂を理解する上で貴重な貢献をしたが、最近は積極的に扇動的で排他的な政策を主張している」

JDバンスの『ヒルブリー・エレジー』は、アメリカで2016年に初版が出版され、2020年に映画化された。副大統領候補に指名されるや、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストのトップに返り咲いた。日本でも翻訳が出て(光文社文庫)、大ベストセラーとなっている。

ドイツでは増刷禁止となっても市場には出回り、また古本市場は健全、そのうえ多くのドイツ人は英語をよめるから、この増刷禁止は左翼の嫌がらせでしかない。

このような左翼の出版妨害はトランスジェンダーに関する書籍を対象にもなされており、事実、日本でもKADOKAWAが妨害を受け、版元が交替する事件があった。 これは『トランスジェンダーになりたい少女達』(アベゲール・シュライヤー著。産経新聞出版)をめぐる事件だ。

下記は拙著『悪のススメ』(ワニブックス)の253pから。

「アメリカは少女たちがトランスジェンダーになりたいという変な流行の渦に巻き込まれている。極左や活動家がヘイトだと攻撃する理由は『トランスジェンダーの人権』であり、精神的におさない、自閉症気味の少女が狙われる。自分の精神的な不調は性別違和が原因だと思い込む。SNSが吹き込む、セラピストが煽り、場合によって教員までが同調する。

最悪の先導者がユーチューバー、TIKTOKにおけるインフルエンサーという存在である。ネットで社会破壊、家庭破壊を狙う悪魔たちだ。

前掲書の監訳者、岩波明(医学博士)がいう。

「かつて『性同一性障害』と呼ばれた『性別違和』という現象(症状)は、自分の生物学的性別に激しい不快感、嫌悪感をもつもので、通常は就学前、あるいは小児期にこれを自覚する」。医療における問題点に六ヶ月という制限はあるものの、「殆ど横断面だけの症状で診断が可能になる」という大きな欠陥がある。少女がもし手術を受けてしまったら、その一生はどうなるのか?

LGBT推進など少数派でしかないのに極左メディアが支援するため、過大な声となっている現実をわたしたちは直視する必要がある」。

少女ではなく、イーロン・マスクの長男は女性転換手術を受けた。マスクは「おかしな風潮に殺された」と嘆いた。