東アジア歴史文化研究会のブログ

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう 

NATOに鮮明な亀裂を残しトランプチームはミュンヘンを去った ガザをリゾートに再建、周辺国どこも「興味なし」「協力しない」(宮崎正弘国際情勢)

東アジア歴史文化研究会

「ヤルタ2・0」と比喩されたのが米露首脳電話会談だった。

ニューヨークタイムズの一面トップ「NATOに鮮明な亀裂を残しトランプチームはミュンヘンを去った」(2月16日)。

サウジアラビアは米露会談の会場を提供することに、積極姿勢を見せた。ゼレンスキーは「ウクライナが加わらない協議には一切協力しない」と言明した。

ミュンヘン会議で欧米間につめたい空気が流れ、トランプチームは加盟国間の亀裂を認識しつつ、そのままドイツをあとにして、ルビオ国務長官はその足でイスラエルへ飛んだ。

この一連の変化は、むしろウクライナ停戦協議を早めるのではないか。

アメリカは「約束した分」のウクライナへの武器供与は続けるが、そのあとは継続しないだろう。

また医療や難民援助もUSAID閉鎖、予算執行停止により、現場の活動はとまる。

兵站を物理的に止めるのだから、ゼレンスキーも強気を堅持できず、まして大統領選挙を迫られることになる。次のウクライナ選挙ではゼレンスキー再選の可能性はかなり難しい。

おそらくアメリカは別の候補支援に向かうだろう。しかしこのシナリオでは停戦は半年以上先にずれ込むことになる。

23日に迫ったドイツ総選挙がもっかの焦点だ。

ショルツ与党惨敗、AfD(ドイツのための選択肢)が躍進という予想だが、ドイツにもトランプ現象が起これば、AfD第一党のシナリオもありうる。