東アジア歴史文化研究会のブログ

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう

この一年で9万人が香港を捨てて外国へ出た。人口は1・3%減った 香港の図書館から自由、民主、法治、台湾の本が消えた(宮崎正弘国際情勢解題)

東アジア歴史文化研究会

コロナ災禍で飛行機の欠航が多いにもかかわらず、香港から諸外国、とくに英国へ向かう便は満席状態が続いている。およそ9万人の香港人が、自由のなくなった香港を捨てた。

空港には荷物を一杯にした若者、とくにカップル、子連れの姿が目立ち、積極的に香港市民を受け入れている英国に向かう。

べつに英国で就職先が決まっているわけでもないが、ロンドンなどでは就労斡旋、住居支援などのボランティア団体が、到着する香港人も面倒を見ている。

香港の図書館からは夥しい書籍が消えて、本箱はがらんどうになった。台湾関連本のみならず自由、法治、民主、人権を論じた書籍が消えたのだ。もちろんオーエルの『1984』は入手が難しくなっている。

自主規制による処分なのか、展示禁止書籍リストが出回っているというが、言論弾圧もここまでくると陰湿である。

まだ香港に留まっている外国企業も、近く撤退予定、いずれ退去などを含めて60%前後の企業は香港脱出を考えているとアンケートに答えている。