東アジア歴史文化研究会のブログ

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習近平の執念。公安系の大物を次々と逮捕は旧江沢民派の残党 最高検察、孫力軍(前公安副部長)の逮捕を正式に認めた(宮崎正弘国際情勢解題)

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2021年11月5日、中国最高検は、昨年から拘束してきた前公安副部長の孫力軍の逮捕を正式に発表した。孫は江沢民派と見られ、失脚した周永康の人脈に繋がる大物だった。

容疑は夥しい機密資料を持ち出し、またフェイクニュースを流したとされる。おそらくコロナ感染に関して社会を不安に陥れる情報を意図的に流したと解釈されているようである。

また4月に拘束されていたのは前法務大臣(司法部長)で北京公安局長、公安副部長を務めた傳政華で、傳は武漢現地でコロナ対策に当たっていた。傳は北京で公安系を握っていた大物である。逮捕理由は「重大な規律違反」とされた。

習近平が汚職追放キャンペーン「虎も蠅も」で、腐敗高官を逮捕、起訴し、軍や法経、公安系の旧江沢民派に繋がる政敵を片っ端から追い落としてきた。

「最後の伏魔殿」、アンタッチャブルと言われたのが、公安系である。それも周永康追放と残党狩りに公安系を遣って腐敗追放をやらせ、用済みとなったので、拘束、政治の舞台から退場させるというやり方である。

近年目立った公安系逮捕はインターボール総裁だった孟宏偉を北京に召喚して拘束し、第十八回党大会以後は、李東生、夏崇源(公安政治部主任)、武長順(天津公安局長)、長何挺(重慶副市長兼公安副部長)ら夥しい幹部に及んだ。

2021年6月には、董経偉(公安副部長)の米国亡命説が流れた。その後の中国側の発表もなく、真偽のほどは不明である。