東アジア歴史文化研究会のブログ

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11月22日、米中国防相会談がシェムリアップで開催されていた 中国の「核心的利益の核心は台湾問題だ」と魏鳳和が吠えた(宮崎正弘国際情勢解題)

東アジア歴史文化研究会

2022年11月は「アジア、環太平洋諸国の外交の季節」だった。

岸田首相は12日にプノンペン入りし、アセアン首脳会議に備えた。ASEAN10ヶ国に日本、韓国、米国が参加し、またアセアン加盟申請の東チモール代表も加わった。中国は李克強首相が「最後の晴れ舞台」、顔色は冴えなかった。

ひきつづきインドネシアのバリ島でG20が開催された。

バイデン、習近平、トルードー、アルバニージー豪首相にアーダーンNZ首相らが参加した。

ホスト役のウィドド大統領の影は薄く、メディアの焦点は米中会談。バイデンと習の対談は3時間12分に及んで、岸田首相の影も薄かった。

さらに18日からはバンコクでAPECが開催された。11月22日、カンボジアのアンコールワット観光で知られるシェムリアップで、「ASEAN国防相会議プラス」が開催され、この場に現れたのが米国国防長官のオースチンと中国国防相の魏鳳和だった。

ふたりはシャングリラ対話以来、お互いに敵対心丸出しで相手を批判したが、恒例によって対話の継続という一点でのみ合意した。中国の「核心的利益の核心は台湾問題だ」と魏鳳和が吠えた。

一連の会談は記者会見などで「表向き」の共同声明が出されるが、問題は会議の合間に開催される米中2国間の本当の中味である。