NYチャイナタウンの長楽会館は「中国警察派出所」 三名の下院議員が集合、中国を糾弾する緊急集会を開いた(宮崎正弘国際情勢解題)

2月25日、NYマッハッタンのローイーストと言えばチャイナタウンである。
このチャイナタウンはふるく、広東省から出稼ぎにきたクーリーが開き、その後、福建省出身者が夥しく流入した。寺院や孔子廟、町には中華料理レストランが軒を競い、店頭には無料の華字紙が置かれている。北京ダックの老舗はアメリカ人で混み合う観光名所。また付近の路上ではグッチ、ルイビュトンの偽物が売られている。
下院議員が3名、くわえて天安門事件でアメリカに亡命してきた中国人活動家も加わっての集会が開催された。場所は長楽会館前である。
ここに「中国警察派出所」があり、FBIが手入れを行ったため全米で話題となった『名所』である。わざわざこの場所を選んだ。連邦議会の3名の下院議員が集合し、中国を糾弾する緊急の集会を開いたのだから衆目があつまる。
「どうしてこんなことが起こるのを許してしまったの?」と下院「中国特別委員会」のマイク・ギャラガー委員長が記者会見を催した。ギャラガーは、「この建物には、中国共産党と関係のある無許可の秘密警察署があります」と発言した。
集会には地元選出のリッチー・トーレス下院議員も駆けつけた。トーレスは民主党であり自らゲイを公表しているアフリカ系ヒスパニック。
「中国共産党が米国にもたらす脅威と、バイデン政権が米国の主権を守るために「積極的に」行動する必要性があるとトーレス議員は語った。
もうひとり集会に駆けつけたのはニール・ダン下院議員(共和党、フロリダ州選出)だ。ダン議員は外科医でもあり、米国陸軍に11 年間勤務、少佐で退役という経歴をもつ。
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