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中国のハッカー規模はアメリカの50倍だ レイFBI長官が下院議会公聴会で警告(宮崎正弘国際情勢解題)

東アジア歴史文化研究会

4月27日、米国連邦議会下院歳出委員会の公聴会で証言したのはFBI のクリストファー・ レイ長官だった。

レイは「中国のハッカーは米国のサイバーセキュリティと比較して50倍の規模だ」として、「中国は世界の大国を合わせたよりも大きなサイバー プログラムを運用している」と警告した。

もともとFBI長官を召喚しての公聴会は、プライバシー保護によって情報活動の機能低下に陥ったFBIの予算獲得が目的であり、レイが中国の脅威を前面に出すことで予算増加をねらった意味が発言に含まれる。

共和党はFBIの増額に熱意を示していない。

「中国のサイバー脅威の規模は大小を問わず多くの個人データと企業データを盗みました。とくに中国は米国のプライバシーとセキュリティに最大の危険をもたらしている」として、レイ長官は議会人に危機を訴えた。

「私たちのイノベーション、アイデア、経済安全保障、国家安全保障にとって、中国政府ほど深刻な脅威となっている国はありません」とレイは言った。

このFBIの対応から推し量れることは中国の超限戦で、ミサイルを都バス前にまずハッカー攻撃をおこない、軍の指揮系統、通信システムの寸断。そして空港や港湾、鉄道駅などの通信システムを破壊し、反撃能力を初期段階で破壊することに狙いがあることがわかる。

宇宙を遊弋する通信衛星、偵察衛星の破壊攻撃、海底ケーブルの切断。発電所の運用管理システムへの侵入と機能不全に陥れるなど敵国のインフラを破壊すれば、継戦能力も失われるだろう。 そのために中国は米国の50倍規模のハッカー軍団を組織したということである。