東アジア歴史文化研究会のブログ

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中国共産党は高官1000名も入れ替え

東アジア歴史文化研究会
独裁の革命党から専制政治の執権党へ転身したか、中国共産党つぎの党大会で幹部を大幅に若返りさせるが、人事にはカネがついて回る
(宮崎正弘のニュース早読み)
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党幹部の老齢化、老人特有の頭脳不明瞭、言語曖昧には新しい血で代替しなければならない。また同じポストが長いと腐敗が起きる。「優秀な若者のなかから革命精神に飛んだ逸材を抜擢せよ」とトウ小平が号令をかけたのは1980年だった。このキャンペーンで浮上したのが胡錦涛、李源潮、張高麗ら団派のテクノクラートだった。

以後、党組織の幹部選抜は、従来の軍歴、戦争経験の有無から、学歴、党歴そして口頭面接による「革命精神」の尺度がバロメーターとなった。江沢民の「三個代表論」以後ともなると、幹部のポストはカネで買うことが流行し、しかも相場は急騰し、中央委員のうちの76名が「財閥百潔」に入るという異常事態を招いた。

かけ声とは裏腹に、リアリスティックな側面からみると第十八党大会では党幹部クラス1800名のうち、およそ1000名が交代する。具体的に省書記、省長をはじめとして副書記、副省長、国家機関の部長級だけでも800名。省、自治区、市級幹部(市長、副市長、公安部長など)が600名。国家機関の各部における幹部(部長=大臣クラス、副部長など)が各部に五名で400名。
 
失脚をのぞき、交代理由を年齢的に45歳から50歳代が望ましいとし、さらに45歳以下も各部2-3名配置するとされる。すでに7月までに各地方党委員会、各単位党委員会では選考を終えている。党大会となると政治局常務委員のトップ七名の予測しか日本のマスコミは報じないが、末端の人事動向も把握する必要があるだろう。