あらゆる分野で先進国に猛追する中国は製薬技術でも欧米に追いついた。猛烈な追い上げなのである。古来より薬草、漢方、針灸は盛んでしたが。
中国のバイオテクノロジーは、新薬開発や医薬品のイノベーションにおいて、「追っ掛け」の立場だった。それが世界のリーダーへ急速に変貌を遂げつつあるとブルームバーグが報じた。
十年前に中国は製薬の規制緩和に乗りだした。当時、医薬品数わずか160種類から2024年には1,250種類以上に急増させた(やっぱり技術を盗み出したのか?)。
二十年前まで中国人は中国製のくすりを信じないで、日本にくると三共胃腸薬やらアリナミンやらをお土産に大量に買い付けた。
中国の医薬品の進歩は量だけでなく質においても顕著である。米国食品医薬品局(FDA)や欧州医薬品庁(EMA)などの規制当局は、かつては欧米の一流製薬企業のみに認められていた優先審査や画期的な治療薬の指定を中国の医薬品に付与している。
注目例に中国の「レジェンド・バイオテック社」が開発した血液がん細胞療法がある。この治療法は現在ジョンソン&ジョンソンと共同で販売されており、米国で造られた製品よりも優れているとの評判をとっているそうな(ホントならどうして中国の富裕層は日米の病院にくるのかな?)
サミット・セラピューティクスは、中国で行われた臨床試験でメルクのキイトルーダを上回る成績を示した中国の抗がん剤の権利を5億ドルの前払いで取得した。
ファイザーは最近、同様の治療法の開発で3SBioに12億ドルの前払い金を支払い、記録を更新した。
中国には自由諸国より優位性がある。
全体主義独裁システムは、開発への集中力が凄いのだ。中央集権化された病院システムと夥しい患者数が存在し、治験がスピーディに行われる。西側の医療機関に課せられた厳格な規制がない。
医薬品研究をより迅速かつ安価に実施できることは、最先端オープンAI技術でも、短時日裡に、しかも格安で達成し、GAFAMを驚かせた「ディープシーク」の成功例がある。他方、日本のアステラス製薬の幹部社員がスパイ容疑の濡れ衣を被せられ、3年6ケ月の不当な判決がでた。
中国では、がんや肥満の臨床試験において、米国の半分の時間で患者登録が可能である。したがって新薬開発レースで、世界五十傑のうち20社が中国企業となった。
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