東アジア歴史文化研究会のブログ

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台湾総統のアフリカ訪問を中国が露骨に妨害した セーシェル、モーリシャス、マダガスカルは上空通過を拒否。『借金の罠』に陥った(宮崎正弘国際情勢)

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台湾の頼清徳総統が予定していたアフリカ訪問が北京の圧力で延期に追い込まれた。頼総統は4月22日に出発し、台湾と正式な外交関係を維持している唯一のアフリカの国であるエスワティニへ5日間の旅に出る予定だった。目的は、ムスワティ3世国王の即位40周年と58歳の誕生日を祝う式典に出席するためだった。


総統府に拠れば、台湾総統が海外訪問を直前になっての延期は初めてだという。


頼総統は「(中国の妨害は)台湾人民の感情を傷つけ、権威主義国の国際秩序と平和、安定に対する脅威である。脅迫により第三国の主権的決定を変えさせたことは国際規範と慣例に違反する」と強く非難した。


台湾の国家安全保障当局は「収集した情報によると、中国がセーシェル、マダガスカル、モーリシャスに対し、巨額の債務免除の撤回、融資の停止、さらなる経済制裁の実施をちらつかせ、台湾国家元首の専用機が飛行情報区域を通過する許可を取り消すよう要求したと指摘した」と指摘した。


台湾国内でも民進党は当然だが国民党の多くの議員も憤りを表明した。

他国の国際交流を抑圧するために、第三国に政治的・経済的圧力をかけて飛行許可の決定を変更させるという内政干渉や飛行安全への影響など、普遍的な原則に反する。


旅程の経由地で、台湾総統特別機の飛行許可を取り消したのはセーシェル、モーリシャス、マダガスカルの三つの島嶼国。総統府秘書長は、アフリカ諸国の多くが「一帯一路」の借金漬けに陥った。「債務の罠」だ」と指摘した。