王毅は賠償問題が解決済みなので、「反省」という国際法上、無意味な言葉を持ち出して日本を非難した
8日、中国の王毅外相は、ドイツのワーデフール外相と北京で会談し「ドイツと異なり日本は戦後80年経っても侵略の歴史を徹底的に反省していない」と日本を批判したという。
中国得意の言い付け外交だが、独外相も内心居心地が悪かっただろう。
というのも、1日、ベルリンで開かれたドイツ・ポーランド首相会談の議題の一つは歴史問題だったのだ。いうまでもなく第2次世界大戦は1939年、ドイツがポーランドに侵攻して始まった。
つまり第2次大戦の直接的な切っ掛けとなったポーランド侵攻についてさえ賠償問題が解決していないのである。
つまり「ドイツが侵略の歴史を徹底的に反省している」などというのは大嘘だと言っていい。
ちなみに日中間においては1972年の共同声明で賠償問題はとっくに解決済みだ。王毅は賠償問題が解決済みなので、「反省」という国際法上、無意味な言葉を持ち出して日本を非難した訳だが、これでは却ってドイツに対する嫌味にしか聞こえない。
空自機に対するレーダー照射といい、中国の対日攻勢は、ことごとに裏目に出て、中国自ら泥沼にはまっているのである。
(鍛冶俊樹)
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