AI悪用収まらず、AIリスクは高まる一方である。「バイナンス」被害9900億円。すぐ3000億円を凍結した分は盗難をまぬがれた(宮崎正弘国際情勢)
2025年、暗号資産交換の「DMMビットコイン」はハッカーに攻撃され、482億円が流出した。
警察庁は、北朝鮮のハッカー集団「トレイダートレイター」(取引の裏切り者)によるサイバー攻撃と特定した。DMMビットコインは親会社が全額を補填し、廃業した。
親会社のDMM FX ホールディングスは、その後、顧客口座および預かり資産は2025年3月にSBIグループのSBI VCトレードへ移管された。
ドバイに拠点を置く暗合通貨交換所のバイビットは、おなじく15億ドルの被害を受けた。バイビットの被害額を邦貨換算すると2,260億円。犯行の手口は 開発企業側の脆弱性を突いたJavascriptの改ざんや、フィッシング攻撃と「ブラインドサイニング(内容を確認せず署名してしまう行為)」を組み合わせた高度なサプライチェーン攻撃だった。FBIは「北朝鮮の国家主導ハッカー集団による犯行と断定した。
世界最大の暗合通貨取引所「バイナンス」に被害は9900億円。ただしすぐに3000億円分を凍結し、この分は盗難をまぬがれたという。
AI悪用収まらず、AIリスクは高まる一方である。
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